【フルタイム共働き】を楽にする方法2選

暮らし

共働きは、時間的・体力的な余裕の確保がとても難しいですよね。
特にフルタイムの共働きであれば、余裕を持って生活するには、次の2点がおすすめです。

①自宅と会社を極限まで近づける
②家事をほとんどしないで済むように整備する

私はフルタイム勤務のワーママで、平日は朝晩ワンオペで過ごしています。
過去に、時短勤務であったにもかかわらず、気力・体力ともにすっかり疲れ果ててしまった結果、会社を退職するに至った経験があります。
その後、かねてより住んでみたかった地域へ引越しをし、ごく近所に限り仕事を探したところ、家から5分の会社に就職が決まりました。
それに加え、家事を極限まで削減する工夫を凝らしました。

その結果、フルタイムの共働きにもかかわらず、平日に時間がたっぷりある生活を手に入れることができました。子どもに余裕を持って接することができるようになり、自分時間睡眠時間もたっぷり確保することができています。

夫婦共働きを頑張っているけれど、毎日疲れてしまい、子どもにキツく当たってしまうことのある方や、今までは子育てに専念していたけれどこれから仕事を頑張っていきたいというママさんなどへ、おすすめしたい対策を解説します。

フルタイム共働きでも、余裕の子育て、自分時間、たっぷりな睡眠を叶える方法 ①

その方法はズバリ「住職接近」! つまり職場の近くに住むことです。
もしくは自宅近くの職場で働く、ともいえます。

なぜ住職接近がいいのか

住職接近がおすすめの理由は、通勤時間がほとんど発生しないため、フルタイムで働いても時間的・体力的に余裕のある生活が叶うからです。

「いや、そんなこと言っても」というため息声が聞こえてきそうです。
「会社の近くは家賃が高すぎる」
「すでに家を購入している」
「会社の場所を変えたいから転職は有り得ない」
そんな様々な声が聞こえてきそうです。

しかし私は実際に住む場所を東京から神奈川へ移し、家から5分で通える会社を見つけました。
住職接近の実現した生活を送ってみて、「なんて時間に余裕があるのだろう」と感動を覚えたのです。
この時間の余裕には、転職や引越しを遂行するにふさわしい価値があると感じました。時間と気持ちに余裕が生まれ、体のしんどさも皆無なのです。

ちなみに年収ですが、下がるどころか、少しだけアップしました。
前職と同程度なら大満足と思っていた私にとって、予想外の嬉しい結果です。

圧倒的な時間の余裕が生まれる

私は平日でも自分時間をしっかりと確保できています。
▼以下が私の夜のタイムスケジュールです。

17:30 保育園を経由し帰宅
20:00 子どもの寝かしつけ
20:30-22:30 自分時間(2時間)
22:30-翌朝6:00 起床(たっぷり8時間睡眠)

子どもに絵本を読む時間がありますし、自分時間も睡眠時間も長めに確保できていると思います。

私も以前は余裕がなく、いつもギリギリの精神状態でした。
しかしそこから工夫を重ね、1つ1つ課題をクリアしていくことで、生活がすっかり変わりました。
まずは住む場所を変え、次に就職先を決め、時間をかけ、一歩一歩進めました。

通勤時間さえなければ…」そう思っている方は多いと思います。
実際にやってみれば変えられる、それは真実としてあります。
忙しくても面倒でも、未来の余裕のために、一歩行動してみませんか?

通勤による苦痛からの解放

私は保育園の送迎から会社への通勤に至るまで、すべて自転車で完結します。
そう、公共交通機関は使わないのです。ママチャリオンリー。
混雑には無縁だし、電車の遅延の心配もありません。雨の日は大変だけれど、晴れの日は最高に気持ちの良い通勤時間となります。
仕事でデスクに座りっぱなしの私には、唯一の運動時間といっても過言ではありません。
満員電車は体力的にも精神的にも削られますよね。すがすがしい気持ちのまま、仕事とプライベートな時間を行き来することができます。

住職接近を実現する時の、ハードルを乗り越える方法

住職接近を実現するにあたりぶち当たる、先ほど挙げた課題は、どれも本気になれば解決できる問題と考えます。

「会社の近くは家賃が高すぎる」

今働いている会社が家賃相場のお高めな地域の場合、比較的地価の安価な地域の会社へ転職することは素晴らしい一手となると思います。
東京で働いていた以前の私は恥ずかしながら、地方都市にたくさんの企業があることを知りませんでした。しかしいざ近所で職探しをしてみて、大きな企業もたくさん存在していることを知り、驚いた経験があります。
新しい職場と家の地域選びについてですが、これまでふと住んでみたいと思ったことのある地域はないですか? 無理に東京など利便性の高い場所に住まなくても、「ここなら住んでみたいかも」、そう思える場所に思いを巡らせてみてください。

「すでに家を購入している」

すでに購入済みのお家ですが、売ることも、人に貸すこともできるのではないでしょうか?
10年ごとに住み替えながら、持ち家を転々とするヤドカリ投資(住宅ローンを活用した投資法)の話を聞いたことがあるくらいで、損することなく売却ができる、もしくは利益を出せる可能性すら充分に探れるのではないでしょうか。これは転勤のある会社員の方も必要に迫られて行なっている方法と思います。

また、フルタイムで共働きをすることで、ガッツリ世帯収入を確保し続けることができれば、無理に通勤を頑張り、仕事を続けられるか分からない綱渡り状態よりも、安定した世帯収入を維持することができるかもしれません。

「会社の場所を変えたいから転職」は有り得ない

本当にそうでしょうか? もっともっと自分にとって働きやすい会社を探すことは自然なことではないでしょうか? 時短勤務などではなく、思いっきりフルタイムで働きたいという自分の気持ちにフタをしないためにも、面倒でも転職活動にトライしてみる価値は、充分にあると考えます。

「保育園に入れるか分からない」「転校に抵抗がある」

保育園については私も不安な部分でしたが、子の年齢が少し上がれば、ある程度空きが出る地域はあるように感じます。まずは問い合わせてみる、調べてみることで、道が開ける可能性は充分あります。
面倒で大変な部分ではありますが、時間の余裕を手にいれるために、トライして本当に良かったと思っています。

学校の転校については、保育園もそうですが子ども本人にしっかりと気持ちを聞く必要がありますね。

引越しのメリットも伝えてみましょう。
両親が住職接近で働くことは、子どもたちにとっても恩恵、があることはぜひプレゼンしたいポイントです。フルタイム共働きを安定的に叶えることができれば、外食に行く回数が増えるかもしれませんし、レジャーも豪華になるかもしれません。欲しいものだって前より買ってもらえる可能性が高まります。
家計の余裕はアピールポイントとなるでしょう。

新しい居住先にある楽しい場所を紹介してみるのも良いと思います。私は子連れに人気の街を選んだため、近場に楽しいレジャー施設がたくさんあることを気に入ってもらえているようです。

それ以外にも、「変化に強い」ということは、現代社会では強みになると思います。「どんな環境でも楽しんで生きていく」そんなマインドも子どもに育ってくれるかもしれません。
通勤に時間を取られて、体力も限界で働く両親が、通勤時間を減らし合理的に行動することで、ポジティブな方向へ変化する姿を見せることは、子どもにとっても工夫し挑戦する姿勢を学んでもらえるかもしれません。

解決策の番外編

住職接近の究極形としてリモートワークというのも1つの手です。
とても合理的な働き方ですし、私も以前はリモートワークを強く望んでいました。

しかしいざ在宅で仕事をしてみると、「自分には合っていなかった」と感じた経験があります。自分でも意外でしたが、家でガツガツ仕事をするのが毎日続くと、なんとなく鬱々として元気が出ないと感じてしまいました。その経験から私の場合はですが、ある程度会社に出社をして、直接人と一緒に働く方が好みである、元気に働けるということが分かってきました。

それとは逆で、「自宅にずっといるのが大好き」という方であれば、住む場所をまったく選ばずに、全国どこでも好きな場所でお仕事ができますね。

フルタイム共働きでも、余裕の子育て、自分時間、たっぷりな睡眠を叶える方法 ②

解決方法2つめは、「家事をほとんどしないで済むように整備する」ことです。

なぜ家事を「しない」ことを頑張るのか

家事の遂行を頑張るのではなく、家事をやらずに済む方法を探ることに、私は全力を使っています。
家事を頑張ってしまっては、いつまで経っても家事が減ることはなく、終わりなき永遠のループを続けることになります。

家事はやって当たり前だとか、親の代からの習慣だとか、自分の中で固定概念化してしまいがちです。
しかし実際には、どこまでも合理化して自分の作業を減らしていくことが可能である、奥の深い分野でもあります。

「たったこれだけのことだからいつも通りやってしまおう」と思うことだとしても毎日のことであり、その積み重ねは年単位で考えると、とてつもない時間と、膨大な労働力となります。

家事にかかけている時間はどれくらい?

▼仮に、以下のように1日の中で家事へ時間を割いているとします。

掃除15分+洗濯15分+料理30分+食器洗い20分

上記の家事に充てている1日の総時間は、なんと1時間20分にもなってしまいます。
どうりで落ち着ける時間がないわけです。1日は24時間しかないのに、「なんのために生きているんだ」というバカバカしい気持ちになりませんか? 丁寧な家事は素敵だけれど、フルタイム共働きで時間の余裕が欲しい場合、睡眠時間など、他に充てたい貴重な時間を削ることになってしまいます。

▼これらの家事を、私が実践している時短方法に置き換えてみたいと思います。

・掃除 15分 → 0分(お掃除ロボット)
・洗濯 15分 → 2分(平干しネット&7連ハンガー&家事動線改善)
・料理 30分 → 10分(ミールキット)
・食器洗い 20分 → 3分(食洗機)

1日あたりの時短家事:15分で完了

1日あたり、なんと1時間5分もの時間を削減できました!
1日でこれだけ変わるのであれば、1週間、1年での積み重ねは天と地ほどにも開きが出てきますね。

すべてではなくても一部を取り入れるだけで、ずいぶんと生活がラクになると思いますよ。家事で消耗するのなんか、まっぴらごめんなのです。

▼その他にも、日々様々な工夫を凝らし生活しています。

•洗濯物の山が絶対に発生しない洋服の揃え方

•スーパーに行くことが皆無な買い物術

・マグネットを使用した浮かせる収納術 などなど

詳しくは別の記事でご紹介させてください。

家事はどこまでも合理性を追求する余地があります。本当にラクになれるので、家事からの解放活動はとてもおすすめです。
家事は一生続くものですから、是非ラクにして、ちょっとでも楽しいことに時間を使いたいですね。

まとめ

子どもの小さい夫婦が、フルタイムで無理なく働く方法として、以下2点がおすすめです。

・住職接近(自宅と会社の距離を近くにする)
・家事をしないための工夫を凝らす

フルタイム共働きの私は、この2つの方法を実行することで、平日のワンオペ余裕をもって過ごすことができています。転職や引越しなど、時間がない中で課題は多いと思いますが、ひとつひとつクリアにしてゆくことをオススメします。

一度生活が整ってしまえば、余裕を持った素晴らしい生活を実現することができます。
平日に子どもとゆっくりお風呂に入ったり、一緒に絵本を読んだり。早めに寝かしつけることもできます。また、自分時間をしっかりと確保できたうえで、たっぷり寝て体を休めることができたりもします。まさに良いことずくしです。

今、忙しくて苦しいご家庭の皆さんに、ぜひ環境を変えることをおすすめさせてください。
もちろん、どれか1つの方法をひとつ取り入れるだけでもきっと効果を実感することができるはずです。
一度にすべてを変えようとすると難しいですが、一歩一歩、少しずつでよいので時間と気持ちに余裕のできる方向へ変えていけると良いですね。

仕事に家事に育児に日々を頑張る皆さんが、「笑顔で楽しく過ごせますように」願っています。

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